善哉の耐えられない甘さ(ぜんざいのたえられないあまさ) 6
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於●阿佐ヶ谷・アルシェ
時●2002年8月30日(金)〜9月3日(火)
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劇団阿佐ヶ谷南南京小僧が贈る、
納涼怪談落語演劇の決定版!!!
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チラシ。
初めは新劇のチラシみたいに
したかったのだけど・・・
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はじまりはじまりは大喜利で。
司会を勤めますのは、
師匠の三楽亭一超(飯野邦彦)。
と、その隣から
紫・三楽亭貴超(竹内剛史)
赤・三楽亭円超(中山恒輔)
水色・柑橘屋花水(片桐喜芳)
黄緑・松林鶴丸(渡辺宣明)と、
座布団運びのピンク・三巴にっちも(前正紘)。
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今回の主役は赤の円超。
万年前座でなかなか二つ目に上がれない。
上がりそうな気配すらない。
今日の大喜利も全くさえない円超。
そんな男にも愛人がいたりして。
左/琴美(勝目知里)
女にゃマメでも、芸事にはマメになれないのね。
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弟弟子の貴超が二つ目昇進!?
かといって、なす術もなく。
なる様になるし、
なる様にしかならないのよ。
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そこへ、かんこ亭の席亭を名乗る老人が
薄汚い座布団を持って現れる。
稀代の咄家と謳われた初代円超の力が宿るという
その座布団は、ふわりふわりと宙を飛び
円超の手に納まった。
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一方、貴超は師匠の娘・一海(前田綾香)と
師匠公認のいい仲に。
「梅園の白玉善哉、一緒に食べましょう」
出世街道まっしぐら。
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これまた、売れない夫婦コンビ
「さくらといちろう」
左/いちろう(大矢薫)
右/さくら(伊藤昌子)
今日も真夏だというのに客席は涼しい。
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通りがかりに川で溺れる一海を助けた円超。
しかし、引っ張りあげた拍子に
妻・里見が落っこちた。
そのまま里見は帰らぬ人へ・・・。
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そんなことから
一海が善哉を届ける相手は円超に。
「作ります、私。善哉を。
どうしようもないあなたを
あたしがどうにかしてあげる!」
「えええー!?」
失意の貴超。
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コンビ解消の話を切り出したいちろうに
乱心のさくらが襲いかかる。
「お前と別れるってんじゃないよ、
コンビを解消しようって言ってるんだよ。」
「同じじゃねぇか!」
「同じじゃねぇよ!」
「ずっと一緒にいるって言ったのに−!」
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なんだかんだのうちに妻・里見の怨霊に憑かれて
妾の琴美も風呂場で溺れ死んでしまう。
晴れて独り身の円超。
これから大躍進か!?
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一海を諦めきれない貴超。
とられたのがあんなのじゃ死んでも死にきれない。
「あっしもお嬢さんの手作り善哉食べたいっす」
が、完全に拒絶される。
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好調に思われた円超だったが
里見と・・・
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里見と・・・
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琴美の霊に取り憑かれて、
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誤って一海を絞め殺してしまう。
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失意の貴超は、一海が死んだ事も知らぬまま
川に身を投げる。
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一海を殺した円超は、
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絶頂から一転、追われる身となる。
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逃げた先では一海の霊が川の中へと手招きする。
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死にきれず這い上がってきた貴超。
今度は円超が落っこちて、
残るは薄汚い座布団のみ・・・。
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写真/浅香真吾
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出演●
| 三楽亭円超(万年前座の落語家)・・・・・・・・ |
中山恒輔 |
| 三楽亭一超(円超の師匠・一海の父)・・・・・・ |
飯野邦彦 |
| 三楽亭貴超(円超の弟弟子・上り調子)・・・・・・ |
竹内剛史 |
| 柑橘屋花水(円超の寄席仲間・鼻水が止まらない)・・ |
片桐喜芳 |
| 松林鶴丸(円超の寄席仲間・情に流されやすい)・・・ |
渡辺宣明(東京○×カンパニー) |
| 三巴にっちも(円超の寄席仲間・万年前座見習い)・・ |
前正紘(劇団時計) |
| 席亭(寄席かんこ亭の席亭)・・・・・・・・・・ |
ヨネクラカオリ |
| いちろう(夫婦漫才コンビ・さくらの夫)・・・・・ |
大矢薫(劇団漠) |
| さくら(夫婦漫才コンビ・いちろうの妻)・・・・・ |
伊藤昌子 |
| 里見(円超の妻)・・・・・・・・・・・・・・ |
田中智保 |
| 琴美(円超の妾)・・・・・・・・・・・・・・ |
勝目知里 |
| 一海(一超の愛娘)・・・・・・・・・・・・・ |
前田綾香(劇団漠) |
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作・演出●飯野邦彦
美術●ヨネクラカオリ
照明●JIMMY
舞台監督●荻野航(東京○×カンパニー)
音響●劇団阿佐ヶ谷南南京おはやし小僧
衣裳●劇団阿佐ヶ谷南南京おはりこ小僧
装置●劇団阿佐ヶ谷南南京おつかい小僧
制作●劇団阿佐ヶ谷南南京おつかい小僧
記録●浅香真吾・赤川裕一
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